Apple Musicと一週間
ということで話題のサービス『Apple Music』を早速導入したので、ここ1週間使ってみての感想なぞを書いてみる。
個人向けプランを契約したので、利用料は980円/月額ということになるけど、当初3ヶ月間は無料で使える。
今のところアンドロイドアプリが無いのでPCのみでの利用ということで特段問題はないけれど、アプリが使えるようになれば当然スマホでも聴きたくなるかもしれないので、その時点でファミリー登録(1480円/月)に移行するかもしれない。
で、使い勝手だけれど、う~ん、itunes重すぎ。
「AppleはMAC買わせるためにウィンドウズ版itunesをわざと重くなるようチューニングしている」という恐ろしい噂もあるけれど、真に受けたくなるほどイライラする。
で、ちょっと調べてみたらこちら↓のサイトにitunesが軽くなるテクが紹介されていて、試してみたらかなり動きが良くなったので一安心。。。
ラインナップについては、元々洋楽中心に聴いているので、ほぼ満足。
国内アーティストは期待していなかったので、とりあえずこんなもんでしょうと割り切れるレベル。
以前契約していたソニーのミュージックアンリミテッドの末期では、YMOなんかも聴けたことを考えるとちょっとさびしいけど。
ただ、個人的には坂本龍一がラインナップされていたのには驚き&満足。(まあワーナー時代が中心だけど)
「For You」という、使っている人の聴いている音楽の傾向からプレイリストを薦めてくるサービスがあるんだけれど、表記が日本語なのはいいけど、そのフォントが正直汚い。
「ラップするロックンローラー」ってタイトルも。。。(笑)
Appleはフォントの美しさにこだわりを持っているはずなのに、ちょっとこれにはがっかりだなあ。
オススメされた音楽自体は好みのものが多くていいんだけどね。
音質は256kbpsとitunesで売られている楽曲と同クオリティ。
低いレートのものに比べて音の広がり感が全然違うので、これにも満足。
あとは秋にリリースされるというアンドロイドアプリに期待かな。
アプリにはオフライン機能もあるようなので、そうなると洋楽を無尽蔵で持ち歩けるなあ。(もちろん容量制限に引っかからないようWIFIでダウンロードする必要があるけど)
音楽が所有するモノから必要に応じて引っ張ってくるものになっていくのを喜んでいいのか悲しんでしいのか、音楽をモノとして捉えてきた者としてはちょっと複雑。。。
便利なことはすごく便利だけれどね。
少しまじめに練習しようっと
自室の片隅に置いてあるこちらの王道コンビ。
フェンダーUSAのストラト(アメリカン・スタンダード)とマーシャルのコンボアンプ。
本当はフェンダーのコンボアンプのほうがインテリア的にも音的にもシャレオツなんだけど。(笑)
地元の有志の皆さんとバンドを組むことになって急遽買い揃えたこちらのコンビ。
それまでは、フェンダージャパンのテレキャスターを使っていて、それはそれでしっかりした作りだったので満足はしていたけど、やはりストラトが欲しくて思い切ってしまった。
USAストラトを手に入れて思ってのは、やはりギターは最初から良い物を買った方が絶対いいってこと。
作りや音が違うのはもちろんだけれど、そこそこ高価なものなので、やはり取り扱いが丁寧になる。安いのを買っちゃうとやっぱり取り扱いも安いなりになっちゃうので。
で、うちのアメスタちゃんだけれど、ボディカラーは最近クラプトンもよく使っている渋グレーでメイプル指板という大人仕様。ピックアップノイズも低めで、音も好みの枯れ具合。
安物買いをしていた頃は結構変遷してきたけど、今はこれ一本。
他のギターに目移りしなくなって、精神的な安定ももたらされたかな。(笑)
バンドは解散状態だけれど、どこからお声がかかるかわからないので、その日に備えてしっかり練習しようっと。。。
プレイステーションでYou Tube
リビングにあるPS3。
ゲームには全く興味がなく、もっぱらトルネとブルーレイ、DVDの視聴、You Tubeでの動画鑑賞のみに使っている。
You Tubeはずっとブラウザからサイトに行って鑑賞していたんだけれど、PCで観るようには表示されず、レスポンスも最悪で、いつもイライラ。
たまたま、ブラウザの上部に「You TubeはPS用アプリで観ましょう」みたいなメッセージが出ていたのでネットで調べてみたら、You Tube用のアプリがPSストアで無料でダウンロードでき、しかも使い勝手が劇的に向上するとか。
ということで早速ダウンロードして、立ち上げてみると、
いや~、これが素晴らしい!もっと早くから導入すればよかった!
PS3のエンジンが十二分に発揮されていて、画質もフルハイビジョンではないものの720Pにアプコンされているようで、大画面表示ながらもかなり検討している。
HDマークが表示されている動画なんてほんと綺麗なんだから。
我が家はまだADSLなんだけれど、いわゆるカクカク感も一切なく、お勧め動画のサーフィンも流石はPS3って感じでサクサク動いて気持ちいい。
TOTOの結成35周年を記念したライブの映像を発売元のイーグルビジョンがおいているんだけれども、そちらの映像がほんと綺麗で、そのライブの映像だけ続けて観ちゃったほど。古い動画はそれなりだけど、最近のものはPVもHDクオリティなので、実に美しい。ああ、やめられない止まらない。
Toto - Hold the Line (35th Anniversary Tour - Live ...
↑これが大画面でもほんと綺麗に再生されるんですよ。
PS3(PS4も)をお持ちの人でまだアプリを入れていないという人はぜひ入れたほうがいいです。
音楽を観る(聴く)環境が激変する感覚です。
ということで、毎晩ビール片手にどっかりテレビの前に陣取るというスタイルがすっかり確立されてしまった。
ああ。。。これだからなかなか痩せらんない。。。(笑)
ヒプノシスという魔法
音楽のサイズがどんどん小さくなっていく今日このごろ。
媒体が、
SP→LP→CD→ダウンロード→ストリーミング
と移り変わっているけど、果たしてこれって進化なのか?
まあ、便利には便利だし、音質面ではハイレゾって動きも出てきたけどね。
ダウンロード時代に突入してから、アルバムジャケットの役割がずいぶんと軽いものになっちゃったと思うのは私だけか?
LPは確かに持ち運びには不便な代物だけれど、30×30のサイズは、中に収められている音楽と同じくらいアーティストが力を入れるだけの価値ある"キャンバス"だったように思う。
ジャケ買いなんて言葉が残っているくらい、いいジャケ写は中身もきっといいと信じられていたもの。まあ、当然例外もあったけど。(笑)
そんな中、特に異彩を放ったのが英国のアート集団『ヒプノシス』の一連の作品群。
ヒプノシスのリーダー格であり、ソロとしても活躍したストーム・トーガソンの2011年制作の伝記映画がブラッシュアップされ、今年、DVDの発売があるかも?とのこと。
Taken By Storm | Film 2011 | SXSW - YouTube
60~70年代に活躍したイメージがあるけど、実はAudioslaveとかMUSEのアルバムジャケットなんかも手がけていて、亡くなるまで現役バリバリだった。
私がZEPやPinkFloydが好きになったのは、音楽の魅力もちろんだけれど、不可思議なジャケットの世界観にハマったのも一因。
彼が(彼らが)音楽から受けたインスピレーションをどのようにジャケットに反映させたのか。このドキュメンタリーで確認できれば嬉しいなあ。
国内発売、望みます。
Taken by Storm trailer - YouTube
THE DIG presents ロック・カヴァー・アート (シンコー・ミュージックMOOK)
- 作者: ザ・ディグ編集部
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 2013/10/28
- メディア: ムック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
Diney Girls(1957)
最近、なぜか娘がアン・サリーさんにハマっている。
高校の授業でのポートフォリオ制作で、バックに流す音楽をアンさんの曲にすると張り切ってる。
元々私が彼女のファンで、中学生の頃地元で行われたライブにも連れて行った影響が、今頃出てきたみたい。(笑)
で、数ある彼女の曲の中から何を使おうかと悩んでいるけど、どうやらこちらになるみたい。
Ann Sally - Disney Girls - YouTube
アルバム『day dream』の冒頭を飾るDisney Girls。
ビーチ・ボーイズの隠れ名盤『surf's up』収録の美しいバラード。
オリジナル版と違ってイントロ無しでいきなり歌から入るアレンジが新鮮。
ビーチ・ボーイズといえばブライアン・ウィルソン!だけれども、この曲は彼がライブ活動から制作活動に重きを置き始めた時期にバンドに加入したブルース・ジョンストンの作品。
ブライアン以外の手による作品では、多分最も人気が高く、いくつものカバーが生まれている。アンさんヴァージョンはその嚆矢かと思っていたけど、こんな素晴らしいヴァージョンもあった。
Art Garfunkel - Disney Girls - YouTube
かのアート・ガーファンクルのヴァージョン。
オリジナルに近いアレンジながら、アートの正に芸術的とも入れる澄み切った声が素晴らしい。ああ、このアルバム、欲しくなってきた。
fat old sun
Pinkfloydは大好きなバンドなんだけど、
これってあまり聴きこんでなかったんだよなあ。
個人的には、彼らの後期作品(ザ・ウォール、ザ・ファイナルカット)とギルモアフロイドが特に好きだったので、過去作品はそんなに。。。
なので、狂気よりもザ・ウォールのほうが好きなんだよね。
ヒプノシスが手がけた、このありえない首の曲がり方をした牛のインパクトが強すぎるのと、20分を超えるタイトル曲から聴かなきゃならないというのが結構苦行だったりして。(笑)
LP時代は儀式として聴く感じだったけど、今やネット時代なので、聴きたい曲だけ簡単にチョイスできるので、その手軽さが、聴くハードルを下げてくれる感じ。こういうつまみ食い的な聴き方って、悪いようでいてイイ時もある。
で、最近よく聴いているのが、
Fat Old Sun - 04 - Atom Heart Mother - Pink Floyd ...
邦題が『デブでよろよろの太陽』って、だから聴く気が失せるよなあ。(笑)
で、思い切って聴いてみると、後半にゆるゆると続くギルモア御大のギターソロがなんとも素晴らしいんだよね。
御大のヴォーカルもこの世のものとは思えない美しさですなあ。。。
ラストの組曲『Alan's Psychedelic Breakfast』の美しさも筆舌もの。
こんな音楽を20代で作り上げてたってんだから、ほんと凄いことだけど、アラフィフの今これにハマりかけてるってことは、私が幼いだけか?(笑)
大人が聴ける音楽が少ない
ということで、最近はこんなのばかり聴いてる。
見事に中・高校の頃に聴いていたものばかり。(笑)
学生にしてはじじむさいチョイスだよなと思わないではないが、この頃からずっと一貫してスティーリー・ダン系は外せない。
それにしても大人が聴ける音楽がほんと少ない。
本当はたくさんあるんだろうけど、こっちが知らないだけか。
でも、若者向けの音楽に比べて圧倒的に情報量が少ないのはそのとおり。
積極的にいろいろ情報を集めるのもしんどくなってきたので、やはり聴き慣れたものについつい手が伸びてしまう。
聴き慣れたけど、聴き飽きない音楽に感謝。
Christopher Cross ft. Michael McDonald - Ride ...
個人的には最高のコラボね。(^^)